今回は、「角煮まんじゅう」を紹介します。
長崎県は、カステラ・ちゃんぽんが有名ですが、こちらの角煮まんじゅうもオススメする一品です。
まだ食べたことがない方は、この機会にぜひ食べてみてください!
角煮まんじゅう
はじめに、
角煮まんじゅうとは
豚の角煮をまんじゅう生地で挟み込んだ食べもの
です。
長崎は日本が鎖国中も西洋との交流が許され、様々な外国の文化が入ってきました。
特に中国やオランダの影響を受け、
その文化が融合した「卓袱(しっぽく)料理」が生まれました。
その卓袱料理の一品に、「東坡肉(とんぽうろう)」という中国からやってきた豚バラ肉の煮込み、今で言う豚の角煮みたいな料理があります。
これをもっと手軽に、おいしく食べようと考え出されたのが「角煮まんじゅう」だそうです。
卓袱(しっぽく)料理とは
中国料理や西欧料理が日本化した宴会料理の一種で、大皿に盛られたコース料理を、円卓を囲んで味わう形式をもつ料理のことです。
また、
和食、中華、洋食の要素が互いに交じり合っていることから、和華蘭料理(わからんりょうり)とも言われるそうです。
中国料理同様に、円卓を囲んで、大皿に盛られた料理を各々(おのおの)が自由に取り分け食べるのが卓袱料理の基本形。
岩崎本舗
長崎角煮まんじゅう
第28回(1997年)長崎県特産品新作展 最優秀賞を受賞
第50回(2018年)長崎県特産品新作展 ながさき手みやげ大賞を受賞
昭和40年(1965年)に、株式会社岩崎食品さん(店名:岩崎本舗)は創業され、
長崎県西彼杵(にしそのぎ)郡長与(ながよ)町に本社を置く食品製造業者になります。
「長崎角煮まんじゅう」の名で、誕生させたのが岩崎本舗さんの初代 岩崎博孝さんです。
角煮まんじゅうのこだわり
1.豚肉
病原菌やウイルスの侵入が少ない地形が特徴のアンデス高原で、徹底管理された美味しい水やえさを食べて、のびのびと育ったチリの「アンデス高原豚」の豚肉を使用されています。
長崎の工場に届いた後も、異物混入を防ぐためにピンセットを使って豚の毛や小さな骨を取り除き、赤身と脂身のバランスを判断したうえで、一つ一つ手作業でカットされるそうです。
2.角煮
角煮に使用しているタレは、化学調味料を一切使ってないとのことです。
長崎のチョーコー醤油さんと協力して岩崎本舗独自の醤油を作り、
2代目社長が自分の舌で確かめて完成させました。
(完成までに、約2年)
岩崎本舗の角煮は、3日間かけて脂抜きを行っているため角煮まんじゅう1つのカロリーは249kcalです。
3.生地
小麦粉の配合は岩崎本舗さん独自の配合で作られています。
生地を膨らませることができるベーキングパウダーは、生地が少し茶色に変色することがあったため使用せず、ふわふわの白い生地をつくるために、小麦粉の配合を5年かけて考えられています。
生地の配合は、社内でも3人しか知らないという極秘の内容です。
また、
季節や製造する時間帯を考えて水温や発酵時間も細かく調整されています。
角煮の脂抜きの際に出た脂は、生地をこねる際に自家製ラードとして使用することで、
生地の保湿性があがりふっくらと仕上がるそうです。
食べてみた
私が、角煮まんじゅうを購入する際は、岩崎本舗さんにお世話になっています_(._.)_
今回は3個入りを購入して、レンジで温めて食べました~
(蒸して食べても美味しいですよ!)
500Wだと50秒
600Wだと40秒ほどで温めることができます。
フィルムのまま電子レンジで温められるので、簡単に調理できるのも魅力的ですね!

箱を開けると中には温め方などを記載した紙も同封されているので温めの参考にしてみてください。
口に入れると、
フワッとした生地に、タレがしみ込んだやわらかい角煮がとても美味しい♪
また、
脂っこくなくて私的には食べやすいです。
私は肉の脂身が苦手ですが、
(あのブヨブヨとした脂身がスゴ~ク苦手(lll¬ω¬))
岩崎本舗さんの角煮まんじゅうは脂身をそこまで感じることがなく食べれるので、脂身が苦手な方もぜひ一度食べてみてください!
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