暑い季節に飲みたい飲み物といえば、炭酸飲料を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、長崎県のご当地サイダーを紹介します。
(全国のご当地サイダーも気になりますが・・・🤔)
1.BANZAI(バンザイ)サイダー

1904年(明治37年)に、長崎港近く(現:長崎市小曽根町)のレンガ造りの倉庫棟に「バンザイ清涼飲料水工場」を開業し、
バンザイサイダーを製造していたのが、ロバート・ニール・ウォーカーという英国人でした。
1904年から約15年間製造されていたサイダーで、バンザイサイダーの他にもバンザイレモネード、バンザイジンジャエールなどを大量生産していました。
そのため、「日本で初めて大量生産された飲料水」と言われています。
平成18年に、当時のバンザイブランドを復刻させようと地元の酒卸業者が、当時の資料や、文献を集めて復刻させたのが、
復刻(平成)版バンザイ(BANZAI)サイダーです。
(今回紹介しているBANZAIサイダーになります!!(/・ω・)/)
バンザイサイダーの原料は「砂糖・香料・酸味料」のみで、香料にはシャンペンサイダー香料を使用して上品な味わいに仕上げられているそうです。
(※シャンペンサイダー香料・・・リンゴ酒とシャンパンの風味がミックスされたような香りのこと)

飲んでみた
甘さ控えめのさっぱりとしたサイダーでした。
炭酸もそこまで強くなく微炭酸といった感じでしたが、甘さが口に残らないので暑い季節にはぴったりです。
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2.かすていらサイダー

長崎名物のカステラを炭酸飲料に仕上げた「かすていらサイダー」。
カステラが入っているかのような外箱に、95mlと少し小さめのカステラ色をした黄色いサイダーが入っています。
飲んでみた
外箱やビンは小さくてかわいいのですが、サイダーの量は95mlと少なく、少し物足りなさを感じます。
炭酸はほど良く効いていて私的には丁度よかったです。
香料には卵由来の成分が入っているからか、ほのかにカステラの香りがします。
また、
サイダーは少し甘みが強く、飲んでいるとオレンジっぽい味もしてちょっと不思議な感じでした。
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3.温泉レモネード(雲仙レモネード)

明治時代から昭和初期にかけて外国人が避暑地として、雲仙を訪れていました。
当時雲仙では、炭酸水を利用し、砂糖と混ぜ合わせたレモネードが外国の方に親しまれ、
その味を想定して復刻させたのが温泉(うんぜん)レモネードです。
原料は地元で湧き出る天然水と、砂糖や雲仙産のレモン果汁などを使用し、
飲みやすくさっぱりした味に仕上げているそうです。
ラベルのデザインは雲仙に約4ヶ月間、滞在した米国のノーベル賞作家「パール・バック」をイメージした絵柄を使用されています。

また、
冠にはつつじ科のミヤマキリシマをデザインされているみたいです。

(ミヤマキリシマ・・・九州各地の高山に自生するツツジの一種。長崎県では、雲仙ツツジと呼ばれているそうです)
飲んでみた
ほのかなレモン風味の、甘さ控えめな微炭酸サイダーといった感じでした。
後を引かない味だったので、飲み終わりもさっぱりとしていて美味しかったです。
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まとめ
以上、長崎県にある3つのご当地サイダーを紹介しました。
飲みたいサイダーは見つかりましたか?
気になるサイダーが見つかった方は、ぜひ一度飲んでみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました_(._.)_