「おたくさ」というお菓子を紹介します。
長崎県のお土産としても定番のお菓子になります!
「おたくさ」とは、長崎では「アジサイ」の事を指し、
アジサイは長崎市の市花にもなっている花。
シーボルトとおたきさん
1823(文政6)年に、シーボルトは長崎の出島に阿蘭陀(オランダ)商館の医師として日本を訪れました。
シーボルトは、長崎で楠本たきさんという女性と出会い、結ばれました。
楠本たきさんは「おたきさん」という愛称で呼ばれていましたが、シーボルトには「おたくさ」に聞こえており、彼女を「おたくさ」と呼んでいたそうです。
また、
シーボルトは植物の中でも日本のアジサイを大変気に入り、著書の「日本植物誌」で愛する女性の名前を付けたといわれる「ヒドランゲア・オタクサ」という学名でアジサイを紹介しています。
しかし、
アジサイの学名はシーボルトよりも前に命名していた人がいたため、オタクサの名前が正式に使われることはありませんでした。
(※学名・・・動植物につける世界共通の名称のこと)
おたくさ
1971(昭和46)年から発売されているお菓子(おたくさ)で、株式会社 唐草さんが製造されています。
アジサイの花びらをかたどった薄いパイ生地は、一つ一つ手作業でひねり、花びらを再現されています。
サクッと軽い食感としつこくない甘さのパイ生地クッキーに仕上がっているそうです。
購入できる枚数も豊富なので、その時々に応じて選ぶことができます。
- 3枚入り
- 18枚入り
- 24枚入り
- 36枚入り
- 45枚入り

菓舗 唐草(からくさ)さんの他商品を紹介している記事はこちらになります
食べてみた
私は18枚入りのおたくさを購入しました~
一つ一つ個包装になっているので、お土産にもオススメです!
(近所の方や会社の方にも( ^ω^)・・・)
薄いパイ生地をアジサイの花のように重ねてあるため少しかためなパイですが、
しつこくない上品な甘さなので、いくつでも食べれてしまいます。
食感はサクサクというよりはバリバリに近いような感じでした。
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3枚入り

18枚入り

24枚入り

36枚入り

45枚入り
