今回は、松翁軒(しょうおうけん)のカステラを紹介します。
松翁軒は、店舗が長崎と福岡にしかないので知らない方も多いのではないでしょうか?
こちらの松翁軒は、
カステラ御三家(福砂屋、松翁軒(しょうおうけん)、文明堂総本店)の一つで2番目に古い歴史あるお店になります。
松翁軒
天和元年(1681年)に創業されたお店で、
初代山口屋貞助が本大工町(現在の長崎市魚の町)に店を構え、砂糖漬けやカステラ、南蛮菓子をつくったことが始まりです。
創業以来、受け継がれてきた伝統の製法で、熟練した職人さんがそれぞれの窯で一枚ずつカステラを焼き上げられています。
そのため、
その日の天候や気温によって製法も少し異なるそうです。


松翁軒のこだわり
生地作りを担当した職人さんが自らの手で窯入れもし、手焼きにこだわって作られている松翁軒(しょうおうけん)のカステラ。
・小麦粉
一般で使用されている薄力粉では長崎カステラは焼き上がらないそうです。
そこで、
松翁軒では、ふんわり、もっちりとした焼き上がりのために、保水性に優れたカステラ専用粉を使用されています。
・卵🥚
卵は島原半島の契約農家から毎朝直送されており、
美しい焼き上がりのために、新鮮さや味だけでなく、温度から黄身の色まで管理されています。
・ザラメ
ザラメを敷くのではなく、「ザラメを使って焼き上げる」のが松翁軒のカステラです。
生地の下に残ったザラメは、焼き上げる時に生地に溶け切れずに沈んだものだそうです。
・水飴
色が良く甘味に濁りが無い、国内産の餅米飴を使用されています。
また、
水飴を加えることによって、しっとりと焼き上げることができるそうです。
カステラの種類
・カステラ(定番)


卵、上白糖、小麦粉、水飴という原料は昔のまま、余分なものを一切加えずに作られています。
この原料で完成された「極限のバランス」こそが、元祖長崎カステラの本当の美味しさだそうです。

・チョコラーテ(チョコレートカステラ)


八代目貞次郎が試行錯誤を繰り返し、その志を受け継いだ九代目健市によって、明治より創案されていたオリジナルカステラ「チョコラーテ」が完成しました。


原料にはチョコレートパウダーではなく、カステラに合わせて特注したチョコレートを使用されています。
パウダーと違い、手間もかかり焼き上げが難しいそうですが、
本物の美味しさを追求した長崎の元祖チョコレートカステラになります。

・抹茶カステラ
・五三焼カステラ
食べてみた
・カステラ(定番)

1号サイズのカステラを購入しました~
しっとり感がやや弱めなので、生地が少ししっかりとした印象ですが、
パサついた感じはなく優しい味わいで美味しかったです。
また、
ザラメの量が多かったので、ザラメを楽しみたい方にオススメのカステラだと思います。
(ザラメの量は作られている職人さんにもよるかもしれませんが・・・)
カステラ御三家、松翁軒(しょうおうけん)さんのカステラをぜひ一度食べてみてください!
・チョコラーテ

0.6号サイズを購入。
箱の開け方は1号サイズとは違って、横から開くタイプでした~
こんな感じ👇


生地の感じは定番のカステラ(松翁軒のカステラ)と同じですが、
チョコレートが濃厚でとても美味しい(●´ω`●)
(しかも、ザラメ付きです!!)
チョコレート好きの方や濃厚なチョコレートカステラを探している方にオススメ!
・カステラの包装(1号サイズ)について
下の画像のように包装されています。






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